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【レインボー染料って結局なんなの?】分かっている事まとめ

【レインボー染料って結局なんなの?】分かっている事まとめ

こんにちは

東京の北千住の美容師

キムラタカアキ です。

縮毛矯正・ストカール・髪質改善を初めとして
髪の悩みを解消していつまでもキレイでいられるお手伝いをしております。

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☆ストカールについて

☆乾燥対策神アイテム


普段皆さんがしているヘアカラー、その種類は色々あって【髪を染める】と言う行為自体は同じでも、特徴や用途によって使い方は全然違います。

簡単に例を挙げてみると、美容院のメニューでよく見る

・ヘアカラー
・ヘアマニキュア
・ヘナ(ハーブ)カラー
・カラーバター etc…

これらは全部色が染まる仕組みが違います。

また最近ドラッグストアやネットなどでもよく見るようになった

カラーシャンプー・トリートメント

これもまた別のものです。

美容院や美容師さんはそれぞれを上手く使い分けてカラーしてるんですね。

化学の進歩で美容院で使われる薬剤や成分も年々進化してきています。
毎年、毎月新しい商材もメーカーからリリースされていますしね。

そんななか、レインボー染料なる新しいカラーの成分が2017年の秋頃に発表されていましたが、全貌はまだ明らかにされていません。

まだ日本で商材としてのリリースや詳細は出ていませんが、現時点での情報をまとめてみました!

レインボー染料とは?

花王と富士フイルムと言う、日本では知らない人はいないんじゃないかと言うくらいの大手メーカーの共同開発によって誕生した髪用の新規染料です。

富士フィルムの染色技術と花王の化学技術によるプロジェクトによって、今までには無いヘアカラー成分が開発されたという事ですね。

それがいわゆるレインボー染料です。

レインボー染料の特徴は?

鮮やかな色味

花王が毛髪研究で培った毛髪内への染料の浸透深度を精密に制御する技術と、富士フイルムが写真感光材料の研究開発で培った染料の分子設計・合成技術との融合により、毛髪内部への染料の浸透深度を自在にコントロールして奥行き感のある立体的な発色を実現
(花王さんより抜粋)

上の写真でも分かるように非常に鮮やかで強い色味になっています。
最近は外国人風カラーなどの彩度の高い色が好まれているので、このカラー成分を使う事でより色味の表現がしやすくなりそうです!

新成分によるアレルギー反応の低減

通常のヘアカラーは、ジアミンと呼ばれる成分が使われる事がほとんどです。

この成分はこの成分は色素としての機能
(染まりの良さ、定着・色持ちや色のバリエーションなど)は非常に優秀ですが、それと同時にアレルギーリスクの高い成分でもあります

レインボー染料で今までのヘアカラーと同程度の質を提供出来るようになれば、ジアミンアレルギーでカラーが出来なくなった方にも安心して使用できますね
(とは言ってもどんな物質にもアレルギー反応と言うものは存在します。)

圧倒的な色持ち

はい、こちらかなり驚きました。

実際にレインボー染料で毛束を染めた写真です

写真にも書いてありますが、左から順に

染めたて 10回シャンプー 30回シャンプー

となっていますが、

全く色落ちしてないんですね

30回と言う数字は、毎日シャンプーする場合の約1ヶ月を想定しています。
1ヶ月経ってもほぼ色落ちが見られないと言う事になりますね。

さらに極め付けはこちらの写真

下半分を見てみると、

ブリーチ1時間!!

試しにマット系の色味を比較してみると

(左写真の一番左が染めたて、右写真の一番右がマット系をブリーチした毛束)

ほとんど変わってない!!

今までのカラー成分の中ではダントツな色落ちの無さですね、これはすごい!

レインボー染料で何が出来るようになるの?

髪色の表現が幅広く・長く楽しめる

上にある写真や特徴からも分かるように、色味のバリエーションや深度(色が入る深さ)をコントロールする事で今まで以上にヘアカラーの表現が可能になりそうです。光の角度によって色が変わるなんて事も出来そうですね。

また、アッシュ系などのくすんだ透明感ある色味やハイトーンのヘアカラーなどは色持ちが悪く、頻繁なカラーリングやカラーシャンプーなどで色味を補う事が必要でした。レインボー染料がサロンワークで使えるようになるとその辺の問題も解消されそうです(カラーチェンジとかどうするんだろう?)

アレルギーの方の新たな選択肢・アレルギーリスクの低減

ヘアカラーでアレルギーが出てしまった人は、その対象のアレルギー物質が入っていないカラー剤(ヘアマニキュア等)で対応するしかありません。
選択肢が狭くなるので、その分本来の希望に添えない事もあります。選択肢が増える事でアレルギーの方でもよりヘアカラーを楽しめるようになりそうです。

また、アレルギーは長期間繰り返して使用する事で発症する事もあります(花粉症みたいな感じです)。発症の可能性は誰にでもあるのですが、
新たな染料と併用すらばそのリスクも減らせそうですね。

新規成分で大事な事とは?

といった具合に様々な特徴を持っているレインボー染料。
日本のカラー剤にも配合されるのが楽しみですね^_^

しかし、成分や薬剤には当然メリット・デメリットが存在します(これは新規成分に限らず全てにおいてですが)。

大事なのは成分自体の良し悪しと言うよりは、その特徴をしっかり捉えて使いどころを見極める事なんじゃ無いかと思います。

せっかくの良いものも、使い方やタイミングを間違えると却って害になったり失敗して、結果的に悲しむ人が増える事なりかねないですからね💦

その辺りをしっかり見極めて行きたいと思います。

現在はヨーロッパのカラー剤へ採用されているようですが、日本の美容業界にも導入されるのが楽しみですね〜未来は明るい!

…と、ここまで書きましたが、さらに詳しく知りたい方はこちらのブログを読むとより理解が深まりますよw

それではまた♪

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キムラ タカアキ
都内数店舗の美容院を経て個人(フリーランス)で活動中

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